先日、インパした時の出来事。
大混雑の昼のショップでお買い物。レジに並んでいた時すぐそばに、キーホルダー類が陳列されたスタンド型のラックがあった。学生さんには御手頃なお土産と言う事もあって、４面あるラックの周囲には絶えず人が、キーホルダーを見ていた。もちろん小さなお子さんも可愛いキーホルダーをおばあちゃんたちと眺めていたりした。
レジが混んでいたので、その風景をかなりの時間眺めていた事になる。
スタンド式ラックの足元にはキーホルダーが数個落ちていた。誰かが落としてしまったのだろうね。ただ、その落とした人は拾わなかったのだろう...ず～っと落ちている。
さっきも書いた様にラックの周りには人が数人、入れ替わり立ち代わりいる。
しかし、誰一人拾おうとしない。
ふと視線を外していたら、カシャン...とキーホルダーの落ちる音。視線を戻すと、さっきより落ちているキーホルダーの数が増えている。だけど、今落とした人であろう人も、友達も誰一人「落ちた」と言う事に気づいてないのか、拾わない。少し離れた私が音に気づいたのだから、気づいてないはずはなかろう？
なんだか、寂しい気分になった...
自分の御会計が終わってから、悲しい気分で、キーホルダーを拾って各々の場所に戻してショップを後にした。
もちろん、イイ事をしようとかイイ事をしたとは思わない。
なんか、悲しい風景だった...
もちろん、放っておいてもキャストさんが直しに来てくれるだろう...
でも、なんだか寂しいじゃない？
舞浜に居ると、時々こういう寂しい風景や出来事、なんだかなぁ～...とやりきれない事をみかけてしまう。
舞浜に限った事ではないのだけどね。
御国柄とか県民性とかそう言う事じゃなく、人間性だと思う訳だよ...
